貯金を増やすために歯を守る
多くのオーラルケア製品を展開しているサンスターグループが20歳~74歳の労働者約25万人の定期健康診断結果と医療機関の診療情報をもとに実施した分析によると、歯の残存数が少ない人ほど医科医療費が増加する傾向が確認できたそうです。特に60歳以上で顕著で、28本の人と19本以下の人とでは約2万円の差がありました(中央値)。
「歯の残存数が少ない人」=「自分の健康に気を遣ってなかった人」と言えるので、単純に歯だけの問題ではないと思います。
不健康な人は歯に表れるというだけのこと。
ただ、歯は多少悪くても痛くなければ放置されがちだし、自然治癒よりも悪化していきがち。
それでいて歯周病は様々な疾患の原因になるので、侮ってはいけません。
『老後の健康で最も重要なのは「歯」』と書いた通りです。
でも歯医者に通うのは億劫
歯医者は子どもの頃の「痛い」イメージや時間がかかるイメージ、さらにお金がかかるイメージがあり行きたくない人も多いのではないかと。
歯医者に行くと「また数カ月後にメンテナンス(歯石取り等)に来てください」と言われますが、はっきり言って億劫に感じます。
でも歯医者に行くお金も時間もあるのに億劫で行かないのは、将来医療費がかかって後悔するかもしれない。
それは覚悟しておいた方がいいのかな。「貯金を減らしたくなければ歯を守れ」ということです。
歯周病にフォーカスするなら「歯茎を守れ」
医療費が増えるリスクで、その原因として歯周病にフォーカスするのであれば、「貯金を減らしたくなければ歯茎を守れ」かな。
虫歯がなくて歯は痛くないけれど、歯肉炎などで歯茎が痛い症状の方がが危ないので、早く歯医者に診てもらうべきかと。
そうは言っても、歯医者にはできるだけ行きたくないものですけどね…