48歳・節約ひとり暮らしの生活費を無理なく抑える工夫
老後資金はいくら備えておけばいいのか、漠然とした不安を抱える人は多いもの。ここでは、「働かなくてもいい暮らし」を目標に生活費を無理なく抑え、趣味を満喫しながら暮らしている、48歳のトモさんの暮らしを紹介します。
「働かなくてもいい暮らし」とは、つまりFIREを目指して節約に励んでいるということですかね？
かなり生活費を抑えているように見えるし、年齢も考えるとそれほど資産を用意しなくてもFIREできそうに思えました。
野菜は実家からもらったものがあるそうで、食費の節約には有利でしょうし。
バッテリーを使った電気代節約効果はどれくらい？
この方の電気代節約は、料金が安い深夜時間帯に大型ポータブルバッテリーに充電し、料金が高い時間帯はバッテリーから給電するというもの。
キャンプ用のかなり大きめの使ってますねぇ。
写真の商品は「Anker PowerHouse II 400 (ポータブル電源 防災推奨品)」だと思います。
正弦波出力も可能なので、300WまでならAC100Vの家電も使えます。
契約している電気料金は、深夜電力は昼間の半分になるとのことで、バッテリーを介することによるロスを考えても節約にはなりそう。
問題はバッテリーの寿命
しかし気になるのはバッテリーの寿命です。
このバッテリー、Amazonの価格は約5万円となっていますが、10年使えたとしたら年間5000円ですから、年5000円（月400円）の電気代節約でやっとトントンですね。
仮に電気料金を1kWhあたり昼間30円・深夜15円とすると、バッテリーで1kWhを深夜に置き換えると節約は15円。
ただこのバッテリーは389Wh（0.389kWh）なので、1回の充放電で節約できるのは最大でも5.8円です。実際にはバッテリー介したロスがあってもっと下がるはず。
毎日がっつり使っても月に150円くらいの節約にしかならないのでは…？
電気代の節約にはなっているけど、バッテリーの価格を考えるとトータルではおそらくマイナス。
もちろん、このバッテリーは防災用品としても使えるのでそれを考えるとマイナスではないですが。
ちなみに、スマホの充電でかかる電気代は、5000mAhのフル充電で0.5円ほど。タブレットなら1円ちょっとです。
値上げがあるため電気代の節約は喫緊の課題です。
でもその節約法についてはよく吟味した上で効果があるもの・効果が高いものをやっていかないといけませんね。
