リタイア後をどこまでイメージして準備できるか?
NISAやiDeCoといった税制優遇制度を老後資金用に活用している方も多いかと思いますが、そもそも老後をどこまで具体的にイメージして準備したら良いのでしょうか?
老後の準備・リタイア後の準備というと、どうしても金銭面の話が先に立ちます。
ただ金銭面は今の生活からある程度の想定はできるでしょう。もちろん想定外はありえますけど。
将来もらえる年金額の想定ができ、年金をもらい始める前の期間(50代後半から60代前半)は、「プレ年金生活」で老後をイメージしながら準備するのもいいですね。
しかし生活はイメージしきれないのでは…
必要な生活費・支出額についてはある程度イメージできるとしても、生活そのものについてはイメージしきれないのが現実ではないかと思います。
バカンス(長期休暇)が取れるような職場で働いていたならばイメージしやすいでしょうけど、日本企業で働いていた多くの人はイメージしにくいのでは。
FIREをする人はしっかりイメージして早期リタイアしていそうなのに、「FIRE卒業」してまた働き始める人もいるくらいですから。
それだけ、時間的な意味での老後・リタイア後の生活をイメージするのは難しいということ。
今でも午前中は落ち着かない
私の場合は、人生の中で無職だった期間(サラリーマン退職後の失業保険待機・支給期間を含む)が結構あったので、イメージしやすいほうでした。
しかし、当時の無職期間も、そして今でも、平日午前中に家にいるとなぜか落ち着きません。
これは小中学生の頃からのことだったのかなぁ…たまたま休みの平日って午前中落ち着かなかったのが今も続いているような?
学生時代の長期休暇でも午前中は家にいると落ち着かなかったし。まぁ基本的に夜型人間なので、昼近くまで寝てることも多かったんですけど。
セミリタイアして最初のほうは午前中に起きてましたけど、長くは続かず昼まで寝てしまっている理由の一つです。
リタイアしていきなり生活をガラッと変えるのはストレスになるかもしれませんから、生活リズムという意味では「とりあえず継続雇用」も悪くないのではないかと。
老後資金の準備については、しておくにこしたことはありませんけどね。