貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

老後に向けたダウンサイジングで注意すべきこと

老後のために暮らしを小さくするコツ

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老後のために暮らしをサイズダウンするコツを紹介します。節約するなら、まずは予算立てを。また、出費を減らす費目は、1つではなく複数から設定しましょう。

老後2000万円必要」については、一切贅沢をしない最低限の老後の収支が毎月赤字で貯金を取り崩さざるを得ないかのような話になりがち。

あくまで外食や旅行など人並みの贅沢をするならば、という話なんですけどね。

それは2020年の家計収支(高齢無職夫婦世帯)が黒字だったことからわかります。

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コロナ禍で外食や旅行に行けなくなったせいだと推察されますが、贅沢しなければ貯金の取り崩しはほとんど必要ないというデータです。

だからこそ記事にあるように、老後に必要なお金を「基本的な生活費」と「特別支出」に分け、「基本的な生活費」は年金などの収入の範囲内で収め、貯金の取り崩しは「特別支出」のみにするのが正解ですね。

固定資産税などは毎年わかっているはずなので、貯金から取り崩して払うのはやめておいたほうがいいでしょうけど。

一つの費目だけの節約は危険

しかし「基本的な生活費」を年金収入でまかなうのは簡単ではなく、時間をかけてダウンサイジングが必要です。

そのためにやみくもな節約はせず、予算を立てることと、一つの費目に集中させないことを注意点として挙げています。

よく注目されがちなのが食費ですが、健康にも関係することなのでやりすぎは危険ですし、まさに集中しないことは大切です。

リタイア後は「時間をお金で買う」を減らす

では各費目でどういう節約をすべきか、という点について書かれてないのは残念ですが、それは多くの人が語っている節約法を参考にして自分に合うものを実践すればいいのでしょう。

私が節約できるものを探すポイントとして挙げるとするならば、「時間をお金で買うを減らす」です。

バリバリ働いている時は、時間をお金で買うのはありです。年収(時給)が高ければ高いほど有効です。

しかし時間に余裕ができるリタイア後は、時間をお金で買う行為は減らしてもいいはず。

それは手間や時間の無駄だと感じるかもしれませんが、その手間を楽しむくらいの心持ちがいいということです。

それはできないというならば、お金がかかるのを覚悟すべきですね。それくらい忙しい老後生活もありだと思いますが。

人生後半の時間術