70歳を越えたらやめたい100のこと
70歳を越えたら「お金に縛られず」「心配しすぎず」「心豊かに」暮らすのが理想、と語るエッセイストの中山庸子氏は、その理想を実現するためにお金に関して「やめる」べきことがあるといいます。
中山氏が自己の経験をもとにたどりついた、シニアのための「お金の作法」とは?
金融機関の口座を減らす、浪費対策にクレジットカードを使わない、サブスクを辞める、時間の無駄遣いだから家計簿をつけるのを辞める、おすすめ投資を辞める、という話が記事では紹介されています。
これらはよくわかります。年齢が高くなると管理できるモノ・情報の数が減っていくからです。
使わなくなっているものをやめ、整理していくのは70歳を越える前から除々に始めていいかと思います。
それが老後生活に向けたダウンサイジングにも繋がりますから。
安定した老後生活が送れていれば
現役世代は、自分の老後生活がどうなるか見えないし、心配ばかり募ってしまうのはしょうがないこと。
一方、70代であればもう年金生活に入っていて、ある程度安定した老後生活が送れていいる人も多いはず。
そういう人はちょっとした心持ちで「お金に縛られず」「心配しすぎず」「心豊かに」暮らせられるでしょう。
そうは言っても不安になるし、不安から情報を集めてしまってさらに不安になってしまうこともあります。
戦後生まれは「足るを知る」の境地になれるか?
うちの両親は戦前生まれでものがない時代を経験しているためか、あまり欲深さを感じません。
これから70代に突入する団塊の世代や、私も含む社会人になってからバブル期を経験している世代は、「足るを知る」の境地になれない人が多いかもしれませんね。
「さとり世代」と呼ばれる世代の方が「足るを知る」の境地になれる人が多そう。私の勝手な印象ですが。
どの世代においても人それぞれですから、できる限り「お金に縛られず、心配しすぎず、心豊かに」生きていきたいものです。