創業者がスゴすぎたジャパネットたかた
「初代が創業して二代目で傾き三代目が潰す」などと言われますが、ジャパネットたかたも創業者・髙田明氏の存在があまりにも大きすぎただけに、その心配はありました。
髙田明氏はその引き際が潔いし、傾いていたV・ファーレン長崎の代表取締役社長に就任すると、全く畑違いの業種ながら会社を立て直しただけでなく、チームをJ1(ゼイワン)昇格させてしまうほど、経営能力を見せましたから。
そしてV・ファーレン長崎を立て直したら、後任に任せて自分は退任を決めています。
ゴタゴタしているJクラブの会社にアドバイザーとかで入ってもらいたいくらいですねぇ…
V・ファーレン長崎の後任社長の方が大変かな?
16連休を可能にした働き方改革
高田旭人氏が社長に就任してから、販売する商品点数を絞りつつ、最近では豪華客船クルーズの販売などに手を広げるなどして売上を伸ばしていることは知っていました。
それらは、ネット通販が広がる中でうまく手を広げてるなーくらいの印象でしかなかったのですが、記事に書かれている働き方改革の進め方には敬服しました。
一気に変えようとしても無理があるし、反発もあるからと地道に変えていったのも、二代目が失敗しそうなとこをしっかり抑えてる印象です。
一番日本の企業が真似すべきなのは、「箱1個分の資料しか保管しちゃダメ」というルールを作ったことでしょうか。
とにかく、紙の資料を大事にしすぎだし、その資料整理や探す業務で時間を使ってしまっています。
無駄な会議と並んで、多くの日本の企業で無駄と思いつつもやめられない業務の一つではないかと。
紙の資料は捨てて良い
紙の資料で捨てて困るものは、電子化して保管すればいいですね。万が一必要になった時にも、探すのが容易です。
これは公の仕事でも言えることで、公文書は紙の保存期間を短くし、逆に電子化して半永久的に保管するようにしたほうがいいです。
そうすれば、桜を見る会の名簿廃棄のようなことで揉めることもなくなります。
森友学園問題にしろ、桜を見る会問題にしろ、公文書管理の問題が一番気になってしまいました。
公務員の仕事のうち、公文書を含む資料整理や検索に取られる時間は多いと思うので、もっと改善して働き方改革ができるのではないかと。