ひとり暮らしで怖いのは「孤独死」
ひとり暮らしをする独身者にとって怖いのは「孤独死」することです。
孤独死と言うと、高齢者を思い浮かべるかもしれませんが、実は65歳未満が29%もあります。
40代・50代でも2割になるというのだから、現時点でも他人事ではありません。
突然の発作や事故で動けなくなったり、助けを呼べなくなったら、運良く誰かに見つけてもらわない限り、死に近いと覚悟しておかないといけませんね。
そういう観点では、同居の家族がいることで助かる可能性が高まります。少なくとも、死後に腐敗するまで放置されるような事態は避けられそう。
同居の家族がいても「孤独死」するかも…
しかし、同居の家族がいれば孤独死は避けられる、と安心してはいけないようです。
「同居孤独死」という言葉に矛盾を感じてしまいますが、同居の家族が認知症だったり寝たきりだったりで通報ができずに放置されてしまったケースです。
老老介護で、介護をしていた側が突然死した結果、介護を受けていた人も共倒れになったケースもあるようです。
大阪府の調査における「同居孤独死」の定義は、「同居人がいながら4日以上見つからなかった遺体」とのことなので、2日や3日以上見つからなかったケースを含めればさらに人数が増えそう。
孤独死したくなければ早目に施設に入るしかないか…
同居の家族がいても孤独死するリスクがあるのなら、元気なうちに有料老人ホームにでも入るくらいしか対策が思いつきません。
流石に50代から入るのは無理がありますし、そもそも私は高額な費用がかかる有料老人ホームに入るお金がありませんけど。
私のようなお金がない独り身は、孤独死する可能性は覚悟して、できるだけリスクを抑えた生活をするしかありませんね。