お金持ちになれない人の矛盾した感情
お金の心配をしていると強くストレスを感じるもの。
できるならこんな心配はしたくない。だから、お金はあるだけあった方がいい。だけど、お金のためだけに生きるのってなんだかまちがっている気がする。お金より大事なものもある。え? そんなもの本当にある? その「大事なもの」って守るのにお金がかかるんじゃない?
「日本人は投資やお金儲けに対して嫌悪感を持ちすぎている」と言われることがありますから、お金が欲しいと思うなら嫌悪感を持つのは間違っているとは思います。
でも、「お金は大事」だからといって、お金のため多くの時間やエネルギーを割くのが正解だとは思いません。
「守銭奴になるのは嫌」という感情は、お金のために時間やエネルギーを割きたくない、「できるだけお金のことを考えたり悩んだりせずに生きたい」なのではないかと。
お金のことで苦労せずに生きたい
投資が好きな人はお金を増やすことが楽しく感じているでしょうし、一種のゲーム感覚もあるでしょう。ギャンブル好きの人も同じかもしれません。
一方、お金のことを考えずにいたいと思う人は、「服選びにエネルギーを使いたくないから毎日同じ服を着る」人のようなもの。
ファッションが好きな人は毎日の服のことを考えるのが楽しいのでしょうけどね。
お金のことは日々考えなくてもいい状況で、(浪費しない範囲で)自分のやりたいことを自由にできるのがいいわけで。
「お金は欲しいけど、守銭奴になるのは嫌」は極端な言い方ではありますが、決して矛盾した感情だとは思いません。
しかし現実は…
しかし現実問題として、ほとんどの人はお金のことを考えずに生きていくのは不可能です。
その中で、できるだけ時間とエネルギーを割かないでできるお金の管理や投資・節約を選ぶが一番だと思います。
節約はストレスが溜まるから、やりたいことをやりつつアルバイトをした方がいい、というのは流石に賛同しかねます。
アルバイトも職場によってはストレス溜まるし、時間が限られる人にとっては時間を削られるのがもったいない。
その人にとって楽な方法を選ぶのが最良かと。私の場合は働くことのストレスが大きいので、それを避けているわけで。