アナログにお金がかかる時代
あらゆる場面でスマホを使い、デジタルなサービスを利用する機会が多い今の時代。消費生活アドバイザーの丸山晴美さんは、2022年以降、「アナログにこそお金がかかる時代がやってくる」と話す。店舗の維持費や人件費、紙代など、あらゆるコストがかからないデジタルなものに切り替えていくことで、大きな節約効果が期待できるというのだ。
明細を印刷して郵送するには、特殊な紙や封入・印刷・配送などコストがかかります。
そのため明細をネットにすれば割引であったり、逆に明細の発行は別料金を取る会社が増えてきました。
まさに「アナログにお金がかかる」時代なんですね。
リニューアルした東京ドームは「現金お断り」
キャッシュレス決済は手数料がかかるし、特に日本では手数料が高いため「お店は現金の方が有り難い」と言われてきました。
それは事実ではあるんですが、現金を扱うコストが見えにくかったのが原因の一つ。
小銭両替の手数料が高くなったことで現金を扱うコストがはっきり見えて、キャッシュレスへ優位性が上がったのでは。
ただキャッシュレスも現金も両方やるよりは、どちらかに絞ったほうがコストは下がります。
リニューアルした東京ドームは、キャッシュレス決済のみの「現金お断り」に舵を切ったようです。
「キャッシュレスを使えない人はどうするんだ」と反論はあるでしょうけど、交通系ICカードくらい持てばいいじゃないか、と。
アナログ生活してる人ほど「デジタル節約」は効果的
既にキャッシュレス化・ペーパーレス化を進めている人には今更ですが、まだまだアナログ生活をしているなら「デジタル節約」の効果は高いですね。
支払い明細のペーパーレス化は、節約だけでなく個人情報が書かれた書類の処分が楽になる点もメリットです。
新聞はデジタル版に切り替えるより、いっそ辞めるのもありですね。チラシはWebで見ることが出来ますし。
明細の発行は今後もコスト上昇するとみられるため、少しずつ移行をしていった方がいいでしょうね。