節約術が参考にならないパターン
主婦雑誌などで「月の食費◯円」という記事を読んでみたら、「米は農家の実家から貰っていて0円」という条件付きでがっかり、というケースがたまにあります。
お米以外の部分の節約術はそれなりにあるのでしょうけど、具体的な金額を出すのはちょっとおかしい。
お米だけでなく野菜なども貰っていたら金額の意味が全くなくなります。
「リアルな食費1万円生活」は
今もそんな記事があるのだろうか、と検索してみたら、こちらの「食費1万円で何日暮らせるのか」という記事がヒットしました。
「朝昼晩の食事やおやつなどはすべて1万円に含みます」だけど「お米は金額に含みません」というルール。
お米を貰えるという条件はファンタジー感がありますよねぇ…
昨今の米価格高騰の中でも、全く気にせず同じレベルの節約生活ができているかと思うとさらにファンタジー感が…
もちろんお米以外の食材の金額・レシピなどは「リアル」だと思いますし、節約レシピとしては参考になると思いますが、モヤッとしたものが残ります。
「米は実家から貰う」節約術が最強?
しかしまぁ、「米が実家から貰う」という節約術(?)が最強になる時代が到来するとは誰も思っていなかったのではないでしょうか。
いっそ「米は自分で作る」が最強の節約術になるかもしれません。
故・森永卓郎氏はコロナ禍の2021年に『森永卓郎の「マイクロ農業」のすすめ』を出版していますが、まさに「楽しきセーフティネット」は今の時代にピッタリ。
米を作るには場所・水というハードルがあるので、素人が簡単に始められるものではないですけど。