「夏のアンチ感情ランキング」に関する調査
今年の夏は8月下旬に入っても猛暑が続いていて、それに対する「アンチ感情(不満・不快感など)」が強いのは当たり前。
アンケートでは猛暑による体力消耗と食料品の値上がりが上位トップ2。つまり猛暑と物価高騰のダブルパンチですね。
一部の野菜が高いのは猛暑の影響もありますから、2つは繋がっている部分もあります。
コメ価格が高いのも猛暑で収量が減っている(選別した時に食用の米の割合が減っている)影響がありますし。
今年の秋以降もコメ不足が続くと思っておいた方が良さそうです。
夏バテでやる気がなくなる
アンチ感情の影響で、約6割の人が「幸福度・モチベーションの低下」を感じているとしていますが、この2つをまとめるのはいささか雑な気がします。
そもそも夏の暑さに体が対応できず夏バテになると、体がだるい・疲労感・やる気が出ないといった症状が出ます。
だからただ「アンチ感情(不満・不快感など)」から来るだけではないんですよねぇ。
もちろん夏バテしたら幸福度が落ちるのは当たり前のこと。
そこに物価高騰もあり、趣味・娯楽・外出・外食といったものを我慢せざるをえなくなったら、さらに幸福度が下がりますわな。
猛暑が「夏季うつ病」を増やす可能性
ある季節だけ気分が落ち込んだりする気分障害(季節性情動障害)は、「冬季うつ病」がよく知られています。
冬季うつ病は高緯度地域によく見られるため、日照時間との関係性があると言われています。
しかしタイやインドでは夏型の季節性情動障害があるそうで、日本でも猛暑によって「夏季うつ病」が増えていくかもしれません。
もしも夏季うつ病になったら幸福度はだだ下がり。夏バテだけでなく気をつけたいですね。