94%が日頃から節約を意識
日本生協連が組合員を対象に行った『「節約と値上げ」の意識についてのアンケート調査』の結果をもとにした記事です。
生協の組合員を対象にしたアンケートのためか、94%の人が「日頃から節約を意識している」と回答しているそうです。
世間全体の意識とは少し、いやかなり違う結果になっていると思ってみるべきアンケートかもしれません。
節約は外食よりもふだんの食事
「直近3か月に家庭内で行った節約項目」は、トップは「ふだんの食事(食料品・菓子・飲料・テイクアウトなど)」で63.7%、次いで「外食」が49.0%という結果です。
節約するなら金額的にも大きい外食を減らす方が効果が大きいのではないか、と思いますが、生協を使っている人だからそもそも自炊派が多いのでしょうね。
外食は既に必要最低限にしていたりして、節約しようがないという人もいそうです。
一方、「ふだんの食事」の範囲が広すぎるため、お菓子や清涼飲料・コーヒーなどの嗜好品は分けて調査して欲しいと思いました。
今後節約しようと考えているもの」について聞いた質問では、「菓子・おやつ(41.8%)」「デザート・スイーツ・アイス(38.4%)」が上位にきていますし。
70代の約3割が貯蓄のために節約
気になるのは、70代の「節約を意識する理由」で「将来の生活に備えて貯蓄するため」と回答した人が29.0%もいるという点です。
70代でまだ貯蓄を増やそうとしている人が約3割もいるという事実。あくまで生協の組合員へのアンケートではありますが。
それでも70代のうち一定割合の人が将来に備えて貯蓄している・そのために節約しているのは事実なのでしょうね。
