長生きしたい40～50代未婚者は42％
40～50代の未婚男女を対象にした調査です。私はまさにこの中央にいる人間です。
「長生きしたい」と思っている40～50代の未婚者は 全体で42％ですが、男性よりも女性が低い結果になっています。
国立社会保障・人口問題研究所が出した「生活と支え合いに関する調査(pdf)」では、「長生きすることは良いことだと思う」との設問に「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた男性の未婚者は65.8％、女性の未婚者は69.9％でしたから、かなり違う結果になっています。
違いが出た理由は、国立社会保障・人口問題研究所の調査は対象者の年齢幅が広いことと、設問自体が違うことでしょうか。
「長生きすることは良い」というと、一般論を聞かれたように感じますし。
未婚男性（同居）は長生きしたい人が多い
「長生きしたい」割合では未婚男性（同居）＞未婚男性（単身）＞未婚女性（同居・単身）という結果になりました。
男性は同居と単身で差が付いたのに、女性は差がついてないのが不思議です。
未婚男性（同居）が最も「長生きしたい」と考えるのは、同居のおかげで貯金が貯まっているとか、自宅の家と土地を相続できるとか、老後の金銭的な不安が少ないからかもしれません。
国立社会保障・人口問題研究所の調査でも、高い所得階級ほど長生きに肯定的だったことからも推察できます。
親が亡くなってからが大変じゃない？
ただ疑問に思うのは、現在同居で親に家事をしてもらって色々と楽をしているからいいとして、いつか親が亡くなったらどうするのだろうか？という点です。
妻に先立たれた夫のように、孤独になる上に自分で家事を全てしなければいけない状況になることを想定しているのかと思うわけです。
「結婚した方が幸せになれる」と答えている人が一番多いあたり、楽観的なのかもしれませんね…
今は「未婚男性（単身）」の私も、近いうちに実家に帰って「未婚男性（同居）」になるかもしれませんが、実家があると言っても築50年でボロボロでずっと住める保証はないし、楽観的には全くなれません。
言うまでもなく私は「長生きしたくない」と答える一人です。家が壊れる前に死ねないと困りますね。
