ネットニュースは見出しが大げさ
「なぜ~なのか?」というのもオンラインメディアの記事やブログの見出しで定番になった言い回しの一つですし、書籍のタイトルでも多用されています。
わざわざそんな言い回しをしなくても「売れるから(読まれるから)」なのは自明なんですけどね。
でもあまりに使い古された言い回しの記事は、かえって「あ、釣りタイトルかな」とか思うようになりましたね。
大手メディアですら「釣りタイトル」を使う時代ですから。
「釣りタイトル」は東スポの専売特許
しかし、考えてみればネットのメディアが「釣りタイトル」を使う以前から、東京スポーツが釣りタイトルの王者として君臨していました。
実はネットのメディアが「釣りタイトル」を使うのは、東京スポーツがあったからと言えなくもない。
スポーツ新聞はもちろん、東京スポーツのようなタブロイド紙は駅売りでどれだけ売れるかが勝負なので、見出しで買ってもらえるようになっていったのでしょう。
「激怒・歓喜・絶賛」あたりの言葉は、ネット掲示板でよく使われてきて、便利な言葉になった感じではありますが。
でも「全米が泣いた」とか、大げさな表現はテレビCMでもよく使われていたので似たようなものかと。
ちなみに、10月から消費増税で導入される軽減税率対象には、定期購読の東スポも入ります。
「活字文化の維持、普及にとって不可欠」として導入される新聞へは軽減税率が適用されますから、東スポも文化であり、「釣りタイトル」も文化ですね。
ブログのタイトル付けは悩む
毎日ブログを書いていて、やはりタイトルには悩みます。時間もそれほどないので適当につけて、後悔することも多いです。
ちなみに、あるゴーストライターがテレビで語っていた「売れるタイトルの法則」は、「言い切り・疑問・逆説」の3つでした。
「なぜ~なのか?」はこの中の「疑問」にあたります。使い古されてしまって、ブログのタイトルではあまり使いたくないですけど。
「激怒・歓喜・絶賛」あたりも使いたくないというか、流石に使える記事がないですね。
タイトルに悩む時間があれば、記事の中身を良くした方がいいのかな…