シニアが陥りやすい4つの「依存症」
依存症と言って思い浮かべるのは薬物、ギャンブル、アルコール、その次にネットですかね。
この記事で挙げられているシニアが陥りやすい依存症は以下の4つ。
- 万引き(窃盗症)
- ギャンブル(FX)
- アルコール
- ゲーム(ソーシャルゲーム)
この中で万引き依存症(窃盗症・クレプトマニア)はここ最近知られるようになった依存症の一つだと思います。
他の病と併発してる可能性
窃盗症(クレプトマニア)が知られる大きなきっかけとなったのは、元女子マラソンの選手、原裕美子被告でした。
「全体の7割が女性で、そのうち6割から7割が65歳以上」ということなので、シニア女性が本当に多いんですね。
薬物依存症と同様に、犯罪である以上は刑罰も必要ですが、再発防止のためには治療の方が重要です。
原裕美子被告のように摂食障害など精神疾患を持っている場合も多いようなので、併せて治療が必要になります。
今後のシニアはネット依存・ゲーム依存に?
ギャンブル・アルコール・タバコ(ニコチン)は今のシニア世代にとっては、嗜んで当たり前のもので、その中で依存症になる人が一定数いました。
定年退職して暇になったり、孤独になって行く場所がなくなり、ギャンブルやアルコールへと逃げた結果、依存症になる人もいるのでしょうね。
そして、今の中年くらいからは、ネット(SNSやネットゲーム)を嗜んでいる人が多くいます。
暇になったり孤独になった時に、向かう先がネットになるのも当然で、今度は高齢者でもネット依存症(SNS依存症・ゲーム依存症)になる人が増えていくのでしょう。
薬物や窃盗症のようにすぐに犯罪でもなく、直接犯罪に結びつかないので社会への害は少ないのですが、治療をする体制は必要になると思います。
社会全体として依存症治療に対する理解が広がらないといけませんが。