福袋は売れ残りを詰めただけ?
「福袋は売れ残りを詰めただけ」だから、絶対に買わないという人はまだまだ多いかもしれません。いつの時代の話しだよってツッコみたくなりますけど。
確かにアパレル系ではそういう福袋が多かったのも事実ですが、「中身が見える福袋」など、福袋用に企画したセット品を百貨店などが出すようになってから変化しています。
さらに、ミスタードーナツの福袋のように「回数券+ノベルティグッズ」というヘビーユーザーには絶対お得な福袋もあります。
回数券やノベルティグッズが単体でネットフリマに流れたりしますけど。
家電量販店の福袋には転売ヤーが並びますしね。「売れ残りを詰めただけ」なら絶対にありえない話です。
欲しい物だけが確実に手に入らないので、私は福袋買いませんけど。
「鬱袋」を積極的に買う時代?
もちろん「売れ残りを詰めただけ」の福袋もアパレル系を中心にまだまだ存在しています。
ハズレの福袋は「鬱袋」と呼ばれ、SNSで晒される時代になりました。
それがさらに進んで、SNSのネタにするために積極的に買う人までいるようです…
「毎年中身がひどい雑貨店の福袋などは、買って中身をアップするだけで拡散されるので、ブロガーやユーチューバーにも人気です。商品の安っぽさをディスって笑ったり、福袋に入っていたひどいアイテムを使ったコーディネートを晒してみたり、用途はいろいろです。私も毎年、2~3千円の福袋を買いますが、もはや中にどんなお得なものが入っているか、と言うよりは、ひどいものを期待している気がします」
あーあれか、クソゲーのレビューを書いてる人と同じか。クソゲーであればあるほどレビューが面白くなるわけで。
「福袋」は縮小へ向かうのか
欲しい物とどうでもいい物がセットになった福袋なら、どうでもいい物はネットフリマなどで売れるので買いやすい時代だと思います。
欲しい物が入っているかどうかすらわからない福袋はもう売れない時代ですかね。
「店頭では9千円で販売していたワンピース」なんて言っても、売れ残ったら安くなるだけだし。
アパレル業界では1日でもそれで販売していれば、次の日から「半額」として売るような商売がまかり通ってきたわけで。
アパレルの福袋はそれと似たような商売だと認識されているのだから、自業自得だとしか思えません。
(アパレル系の)福袋も鬱袋も今後は縮小していくのでしょうね。