新型コロナウイルスについて感じたこと
中国から広まっている新型コロナウイルスですが、かつてのスペインかぜ並みの感染力と致死率になる可能性も感じていました。
しかしながら、感染力はかなり高そうですが、致死率はそれほどでもなさそうですね。
100年前と今とでは環境や防疫・医療体制がまるで違うので比べてはいけないのかもしれませんが。
感染してほとんど症状が出ないまま終わってしまう人もいるようで、実際の感染者数はよくわかりません。
ただしそういう人が感染を広めてしまうので怖いんですよね。院内感染を起こすと致死率が上がってしまいますから。高齢者や既往症を持っている人は要注意です。
クルーズ船から降りられる日は来るのか?
今回の新型コロナウイルス関連のニュースで注目が集まっているのは「感染クルーズ」となってしまった豪華客船・ダイアモンドプリンセス号です。
政府は潜伏期間14日間は船の中で待機という名の軟禁状態におくつもりみたいですが、今も船の中で感染が起きてたらどうなるのやら。
病原菌パニックを描いたドラマでは、感染が疑われる人を隔離して、政府と対峙するのが定番です。
「俺たちは政府から見放されたって言うのかよ!」などと言って船内でイザコザが起きたり、脱出を試みる人が現れたり…
ダイアモンドプリンセス号の中では平静が保たれているようでそんな心配は不要のようですが。
外が見えない部屋にずっと閉じ込められたら誰でもおかしくなるはず。楽しいはずのクルーズがまさかこんな事態になるとは夢にも思っていなかったことでしょう。
瓢箪から駒?インフルエンザの流行が収まった
新型コロナウイルスの影響が思わぬところに出たのかもしれないのが、今季のインフルエンザの流行が予想よりも低くなっていることです。
単に暖冬の影響かもしれませんが、新型コロナウイルスでウイルス対策を徹底したり、そもそも外出や人混みを避けているのもあるのでしょうか。
もしかしたら、新型コロナウイルスがまん延していて、インフルエンザが入り込めないなんて可能性も?(ひとつのウイルスに侵されていると、他のウイルスが入りにくい)
消費税増税の影響もあって、外出・人混みを避けて家の中で過ごす「イエナカ消費」(巣ごもり消費)が広まりそうですね。
ネット通販や出前サービスや動画配信サービスなどには勝機が広がりそうです。
つまり「ひきこもり」が最強であり最善です。
マスク品薄はいつまで?
一方、中国でのマスク需要が大きいので、日本でもマスク品薄は続きそうです。
「売り切れたら困るから買っておかなきゃ」という心理もあるし、トイレットペーパーに群がったオイルショックの頃からあまり変わってないのかも。
花粉症の人にとってはマスクがないと死活問題なので、手に入らなければ転売ヤーが高く売る商品を買わざるを得ないのでしょうかねぇ…
「目の前に金があったら拾うでしょって思うっす、オレ」って、まー正直だこと。
でも花粉症患者に向けては、イオンの効果で花粉を吸い寄せるタイプの商品は普及のチャンスかも?
アルコール消毒液も品薄になっているそうですが、アルコール自体の増産はできても、それを入れる容器が中国から入ってこなくなって生産ストップするかもしれないとか。
この先、中国での生産が滞っている影響で何が品不足になるか読めません。
ちなみに私は業務スーパーで買った50枚200円くらいの中国製マスクの買い置きが2箱あるのでマスクにはしばらくは困りません(花粉症でもないし)。
生活必需品の買い置きは安売りしている時に適度にしておくのが吉という結論です。