スーパーのチラシも自粛?
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が発令された地域で、スーパーや量販店が折り込みチラシの発行や特売の開催を自粛する動きが広がっている。生活必需品を扱う店舗の営業は続いているが、非常事態が思わぬところに影響を及ぼしている。
緊急事態宣言が出された県でもスーパーの営業自体は継続していますが、その販売方法は非常時体制になっているようです。
大きな理由は、安定供給と混雑緩和。個数限定の特売商品を買うためにごった返すようなことは危険ですし、買えなくて困る人が出るのも今はよくないですしね。
でも「行ってみないと何があるかわからない」というのはちょっと困ります。
チラシを見て、「あーそろそろ○○の季節かー」と感じることもありますから。
もちろん、節約生活にはいくつかのスーパーのチラシを比較して、一番安い店や特売品を見つけて買うというのもテクニックの一つですから、無くなると困りますね。
特売が減っていく?
そして節約生活にとって厳しいのは、特売自体が減っているということです。
旬で安くなった野菜や、特売品をうまく使うのが節約には欠かせませんからねぇ。
特売品が毎日・毎週変わるタイプのスーパーよりも、常に安いタイプのディスカウントスーパーの方が使いやすくなるかもしれません。
外出自粛の影響で冷凍食品などは売れていて、加工食品の平均価格は上昇傾向にあるようです。
今後は冷凍食品の半額セールなどは消えていく可能性がありますかね…
折込チラシ自粛は新聞販売に打撃
新聞の折込チラシ自粛は、新聞の販売収益にも大きく影響します。折込チラシは大切な収益源なわけですから。
「押し紙」問題などを抱えている新聞販売店ですが、折込チラシ減少によって収益が落ち込むと大変だと思います。
さらにはスーパー側が「折込チラシなくてもいいんじゃないか?」と気付いてしまったら、コロナ終息後も収益は戻らないままかも。
私はそもそも新聞を取っておらず、チラシや特売情報がネット配信されればいいですし、今はそういう人も多いでしょう。
スーパー・小売店の売り方・広告も変わっていくかもしれませんね。