住宅ローン支払い相談件数が77倍に
これまで、住宅ローン破綻する債務者は毎年2%強で推移。平時の77倍となった相談件数を鑑みると、失業率同様、ローン破綻の割合も10%に到達してもおかしくない。10世帯に1世帯が家を失う時代になるということだ。また、景気低迷が続けば「金利は超低水準で推移する」(榊氏)という。
住宅ローンの支払いに困っているのは、職を失った人だけでなく、給料カットされた人や、アテにしていた残業代が無くなった人や、ボーナスが減った人もいるのでしょうね。
住宅ローンを支払えなくなった家は、任意売却か競売で手放すことになりますが、この状況で任意売却は難しいでしょうね。競売でもかなり安くなるのではないかと。
結果として、不動産価格は下がるのでしょうね。
都会の収益不動産も、店子が入らなくて収益が出せず、銀行から借りたお金を返せずに破綻するケースが増えるのでしょうか。
変動型金利を選んだ人が勝ち組?
新型コロナの影響で不景気になり、またしばらく低金利が続くと見られます。
35年間固定金利のフラット35を選択した人よりも、変動型金利の住宅ローンを選択した人が正解だったということになりそうですね。
変動型金利を選択した人はローン期間が短い人だとは思いますけど。
住宅ローンを組むリスク
人間、生きていくには住む場所が必要なので、住宅取得のニーズが衰えるわけではありません。
ただ長期の住宅ローンを組むリスクは今の時代は元々高かったのが、新型コロナでさらに高くなったのではないかと。
今後、不動産価格下落のリスクもありますし、しばらくは手を出しにくい状況が続きますねぇ。
住宅ローンを含む不動産ローンの破綻は、金融機関にも少なからず悪影響があるわけで、それがまた問題にならなければいいですが。
そういや、新型コロナの感染拡大してからのシェアハウスってどうなっているのやら…