30年近く前に作ったまま使わなかった通帳を発見
家の整理をしていたら、30年近く前に作った近所の地方銀行の通帳が出てきました。
大卒後にサラリーマンやっていた時代に作ったもので、通帳には開設した時に入れた1000円の記載があるだけでほぼまっさらの状態。
自分でも何のために作ったのか記憶が曖昧で、おそらく当時は水道の引き落としに都市銀行が使えなかったために作ったのだと思います。(結局使わなかった)
休眠預金になっていることは確実で、いつか法律が代わって召し上げられる可能性もあるので1000円ですが口座解約して回収することにしました。
解約手続きは住所と名前を書くだけだったけれど…
解約の手続きには、書類に住所と名前を書いて、本人確認書類をチェックするだけでした。
受け取りは振り込み(同じ銀行なら無料、他行は手数料必要)か、後日もう一度来店しての受け取りになりますと。
面倒ではあるものの、支店はすぐ近くにあるので直接受け取ることにしたところ、「印鑑持ってきてください」と言われました。
口座に登録した印鑑がどれかもうわからないと伝えると、「認印でいいのでシャチハタ以外を」と言われました。
「その認印は本当に必要なのか?」と問い詰めたい気持ちをぐっと抑え、後日認印を持って1002円(利息が付いてきた!)を受け取りました。
銀行登録印を求めるならともかく、認印を求めるアホな習慣をやめられないんでしょうかねぇ。自筆署名があればいいだろうに。
3割以上の人が5個以上の銀行口座保有
保有する銀行口座の数を聞いたアンケートでは、ボリュームゾーンは3個で、5個以上と答えた人は3割強だったとか。
一番多かったのはゆうちょ銀行で、次が地方銀行、そしてネット銀行の楽天銀行。この3つを持っているパターンや、都市銀行を加えた4つのうちの2~3行の口座を持っている人が多いでしょうかね。
私も5個以上口座を持っている人間ですが、そういう人ほど忘れて休眠してしまった口座を持っているかもしれません。
銀行は休眠口座を解約して欲しくはないのだろうか?
銀行の預金通帳には、第18号文書として毎年200円の印紙税がかかり、これを銀行が負担しています。(信用金庫など特定の金融機関は除く)
その負担が重くなっているため、通帳発行有料化へ舵を切りはじめました。
銀行からすると、「使うなら使って!使わないなら解約して!」だと思うんですが、休眠口座になっていると解約の手間が多いのはどうなんですかねぇ。
むしろ解約手続きをしやすくした上で、「1000円の商品券あげるから解約して!」くらいやってもいいのでは。