私が「日本は不景気だな」と感じた瞬間は… - 貯金2000万からのセミリタイア継続中

「日本が不景気なんだなと思った時」は何かと問われても、バブルが弾けた後は不景気（景気後退）・デフレが続いているので、あまりにも多すぎてどれを選んでいいのか困るくらいあります。

もう「失われた30年」と言われるくらい長く続く経済低迷の中では、ITバブルのような波もありましたが、長い目で見れば停滞が続いています。

最近はコロナ自粛による不景気な光景が増えているので、どうしてもそれを挙げている人が多いですが、それは日本だけの問題じゃないのでちょっと違う印象です。

私が「日本が不景気なんだなと思った時」という問いに対して答えるとすると、共同購入型クーポンサイト・グルーポンの「（バードカフェ）スカスカおせち騒動」です。

ただ商品見本と全く違うスカスカのおせちが届けられた、というだけはなく、使用食材の偽装（虚偽記載）や、実際に販売されたことのない「通常価格」からの割引価格表示などの問題がありました。

この後も多数の産地偽装や二重価格表示の発覚・摘発がありましたが、「スカスカおせち騒動」はそれらをすべて詰め込んだ事件だったと思います。

おせちの中身はスカスカだったというのに…

逆に「景気がいい」と感じるのは、自分や周りの収入が増えたとか、街で新しい店が出たりするとかでしょうか。最近はSNSでそれを目にする機会が増えたかもしれません。

ただ、SNSで目にするのが親しい友人の話ならともかく、どこかのインフルエンサー的な人が羽振りのいい投稿をしていても、訝しく見てしまいます。

いわゆる「儲かってる」「お金を持ってる」「成功した」をセルフプロデュースしているように見えるからです。

やはり自分を含めて賃金が目に見えて上がるのが一番好景気を感じることができると思います。

でも最低賃金を上げるとなると、いつも「中小企業ガー！」と反対の声が上がってしまう現状では、この先も好景気を感じるのは難しそうですね。