新型コロナで「大量退職時代」が到来!?
オーストラリア、カナダ、シンガポール、英国、米国の5カ国で働く従業員(ホワイトカラー?)のうち、「今後3~6ヶ月の間に辞める可能性がある」と答えた人が40%もいたと。
「大量退職時代」と言うより「大量転職時代」と言ったほうが正しいかもしれません。コロナで沈んだ業種から、コロナで浮上した業種へ動こうと考えるのも当然ですし。
その最大の要因として挙げられているのが「今後もリモートワークができるかどうか」です。
アメリカを中心にした各国は、より良い待遇を求めてキャリアアップの転職をするのが当たり前だと思いますが、その待遇の主軸にリモートワークが入ってきたということでしょうか。
「テレワークだと仕事がはかどらない」日本には無関係?
元々、キャリアアップのために転職をしない日本ではIT系など一部の業種を除いて「大量退職時代」はなさそうです。
世界で行ったある調査では、日本は「テレワークの方がオフィス勤務より仕事がはかどる」と答えた人の割合がダントツで低い結果になっていましたし。
ただこの調査では日本は39%の人が転職を考えていると答えているので、リモートワークによって古い仕事の仕方を改められない企業が見限られる可能性も感じます。
出世競争では「出社派」が有利?
一方、出世競争においては出社した方が上司・経営幹部の目にとまって有利に働くとの見方も。
日本企業の年齢の高い上司や経営幹部にはITに疎くて「やっぱり出社してなんぼ」な人が多いと考えると、出社して近くにいる方が有利になるかもしれません。
それが企業の長期的な成長に良いのかというと、むしろ悪い方に働きそうですが…