株式市場は「複雑骨折」
このところ、アメリカ株も日本株も大きく下げているので、金融資産(含み益)が大きく減少した方も多いことでしょう。
元々アメリカは利上げで調整局面に入ると予想されていたところに、オミクロン株の感染急拡大があり、さらにウクライナ情勢が緊迫してますからねぇ。
ロシアからみればウクライナがNATOに加盟するのは、アメリカにとってのキューバ危機(1962年)のようなものですから、お互い引くに引けなくなっている可能性も。
キューバ危機のようにうまく収拾すればまたリバウンドしてくれそうですけど。
去年から投資を始めた人は胆力を試される
2021年は一般の雑誌・テレビ番組で「FIRE」が取り上げられたり、書店にFIRE関連本が並ぶ、まさに「FIREブーム」と言っていい状況でした。
それを見て投資をスタートした人は、今マイナスになって胆力が試される状況だと思います。
「そろそろFIRE達成するぞ!」レベルに資産が増えた時にこの事態になり、延期になるよりはマシ。
投資を始めたばかりならマイナスも小さいし、長期で考えた方がいい。
逆にこういう下げはいつかやってくるので、いい経験が出来たと思ってもいいんじゃないかと。
いずれ「おそらく○年前の地獄を見てきた者達だ 面構えが違う」と言われるくらいになればいい(違
退職金を一気に投資に突っ込んだ人とかは大変ですけどね…
レバナス民がこの先生きのこるには
この下げ相場の中でネットを賑わせているのは、レバレッジNASDAQ100に投資するいわゆる「レバナス民」です。
「ちまちま積立てるだけじゃいつFIREできるかわからない!」などと考えて一気にレバナスに突っ込んだ人は、しばらく大変かも…
じっと耐えればまた戻ってくると思いますが、それまでの間のメンタル的なマイナスの方が心配になります。
市場の値動きがメンタルに与える影響は人それぞれ、投資先や投資額によっても変わると思います。
自分のメンタルに悪影響を及ぼさない範囲を考えて投資先・投資額を選ぶのも大切だと感じています。