2月9日は「副業の日」
昨日、2月9日は「副業(複業)の日」だったんですね。いつ制定されたのか調べたら、4年前の2018年からだそうです。
自分のブログ(旧ブログ)を遡ってみると、2017年あたりから政府が副業を後押しし始め、一般メディアでも特集が組まれるようになっていたようです。
企業は特別な理由がない限り、副業を認めるように動いていくのだろうと感じていました。
ところが、今回の調査を見ると勤務先が「副業可能である」と答えた人は36.4%という結果です。
「副業経験がある」と回答した人は32.7%なので、表面上は「勤務先が副業を認めれば9割くらいの人が副業をやってみた」と言えます。
まぁ現実には勤務先が副業禁止なのに副業した人もいるとは思いますが…
副業が続いているのは約半数
「副業経験がある」と回答した人のうち、「現在も副業を継続している」と答えた人はその約半数の55.1%。
副業は思ったようにうまく続かないものだし、ダメだとわかったら潔く撤退するのも副業ならやりやすい。
よほど副業で稼げて本業にできるレベルならともかく、やはり本業をメインに考えた方がいいですからねぇ。
本業が忙しいなら一旦休止するとか、また別のやり方・別の副業に挑戦してもいいでしょう。
副業経験は失敗も含めてプラス?
半数近くが副業が続いていないのに、副業経験者のうち「副業を経験して良かった」と回答した人が96.0%もいるのには驚きです。
失敗もいい経験になったということでしょうか。
大企業で勤めている人の場合、会社の看板や肩書の大きさを知ることもできるでしょうしね。
定年まで安泰と思っていない人にとっては、銀行で行われる「黄昏(たそがれ)研修」のような役割を果たしたのかも?
サイドFIRE・セミリタイアを目論んでる人にとっては、将来に向けてのいい経験になりますし、多くの人にとっても定年後の仕事を考えるきっかけになります。
副業を認める企業がもう少し増えればいいですけどねぇ。