鍵のトラブルで高額請求に要注意!
消費者庁が出した注意喚起です。
代表者が同じ2つの会社には行政処分も下っており、これらの会社は同じ手口で横の繋がりがあったのかもしれません。
手口は、「ウェブサイトの広告には数千円程度からの安価な作業料金を表示しているものの、実際作業員が現場に来ると数万円以上もの高額な作業料金を請求される」という典型的なもの。
鍵を失くしたり閉じ込めたりしてにっちもさっちもいかなくなると、とにかく早くなんとかしたいと思って判断力が鈍りますからねぇ…
「暮らしのレスキューサービス」は慌てて選んではいけない
消費生活センター等に寄せられた相談は、「トイレ修理」「水漏れ修理」「鍵の修理・交換」「害虫・害獣駆除」の順に多いとか。
水回りのトラブルは、コロナ禍で家にいる時間が長くなったことで件数が増えているそうです。
鍵のトラブルだけでなく、トイレや水漏れなどのトラブルが起きた時、慌てて呼ぶと悪質な業者に当たる可能性が高くなります。
ポスティングされてるマグネット式の広告があると、ついそこに電話かけてしまうんでしょうけどね…特にトイレは待つ余裕がなくなるのでしょう。
簡単な詰まりなら自分でなんとかできる、と言っても道具をすぐに入手できない状況であれば呼ぶ方いいと考えるでしょうし。
水回りは自分で修理できるところもある
トイレや鍵と較べると、緊急性が低い水漏れなどの水回りのトラブルは自分で修理が可能です。
台所の水漏れならシンクの下に元栓があったり、少なくとも水道メーターのところに止水栓があります。
それを閉めて水を止めれば急がず作業ができます。
ちょっとした水漏れなら蛇口のコマパッキン交換や掃除で治ります。費用は100~200円くらい。
モンキーレンチなどの工具が必要なのと、多少の力と技術が必要なので誰にでもオススメはできませんけど。
鍵は失くさないように対策して注意を払うのが一番ですが、水回りのトラブルなどは自分でなんとかできるケースもあります。
自分ができる範囲の修理は、突然の出費を抑える節約術の一つと言えますね。