1円でも安く買うために遠くのスーパーに通う人たちの本音
値上げラッシュが続く中、多くの人にとって、できるだけ安い店で食料品や生活必需品を買いたいのが本音だろう。ただし、いくら節約できるといっても、時間と労力をかけすぎてしまうのももったいない。なかには「1円でも安く買う」ために自宅から遠いスーパーに“遠征”する人もいるが、なぜわずかな金銭的利益のために多くの時間や労力をかけるのか。その考え方の根底になにがあるのか、本音を聞いた。
最初に前提として、「1円でも安く買う」ために車や公共交通機関を使う場合は、交通費で買物での節約効果が吹っ飛ぶのでこれは論外。
ただ徒歩や自転車での移動で、かけるのが時間と労力のみの場合はもう好き好きとしかいいようがない。
「安く買うのが趣味」や「運動不足解消」というメリットを感じながらなら、その人にとっては時間と労力をかけるに値する行為ということ。
暇を持て余す人にとっては「ちょうどいい暇つぶし」
世の中には忙しくて時間がなくて少しでも時間の無駄をしたくな人もいれば、暇を持て余して「暇つぶし」できる何かを求めている人もいます。
「暇つぶし」を求める人が節約を趣味として労力をかけるのは、お金をかけて遊ぶことを考えると節約効果は非常に高い。
早期リタイア・セミリタイアして節約に勤しむ人は、時間があってかつお金をかけて遊びたくないからでしょうかね。
ちまちまとやって労力の割に得られるポイントが少ないポイ活も同じ枠に入るかもしれません。
運動不足の人にとっては「ちょうどいい運動」
仕事で(肉体的に)疲れている人にとって、1円でも安く買うために労力をかけるのは徒労に感じるかもしれません。
しかし運動不足の人が散歩感覚でやるなら、節約と運動の一石二鳥になります。気分転換になるなら一石三鳥かな?
気をつけなければいけないのは、夏場は熱中症の危険があること。水分摂取のためにドリンクを買ったら節約効果は無くなります。
節約のためには、家でドリンクをボトルにつめて持ち歩くのが必須かと。
節約にしろ運動にしろ、自分で楽しみを見つけつつやるのが長続きする秘訣だと思います。それをうまく組み合わせればさらに最強ですねぇ。
定年退職して時間を持て余した高齢者にとっては、節約をモチベーションに運動するのは悪くない時間の使い方ではないでしょうか。