「怪しい儲け話」のパターン
お笑いコンビ・TKOの木本武宏の「巨額投資トラブル」が大きな話題となっている。芸人仲間や関係者から5億円以上の出資金を集めたが、出資金を預けていた人物と連絡が取れなくなったという。現在は代理人弁護士を通じて返金交渉を行っているとのことだが、こうした投資トラブルの事例は芸能界に限った話ではない。他人から聞いた儲け話に乗って大金を失うリスクは、誰にでもあるところだ。
「怪しい儲け話」の3パターンはめちゃくちゃよくわかります。「あなただけ特別に!」は昔からある鉄板のパターンですねぇ。
そして「忙しくてなかなか会えない」というスゴい人(=カリスマ・広告塔)は、実は架空の人物だったというパターンもあります。
架空の人物をカリスマにしているケースは「投資に成功していれば…」という言い訳が成り立たないくらい、最初っから騙す気しかないのがよくわかりますねぇ。
引っかかりそうな人が使う言葉
一方、「怪しい儲け話に引っかかりそうな人」が口にしがちなワードは「種銭」と「不労所得」と。
「不労所得」は私も好きな言葉ですが、SNSなどで口にしていると怪しいアカウントからフォローされるワードなので気をつけてます。
『金持ち父さん・貧乏父さん』に出てくる「キャッシュフローゲーム」を遊ぶ会は、「不労所得」に興味を持った人にマルチ商法の勧誘する場になっていたり。
マルチ商法で物品を売ったり自分の子となる人を勧誘したりしてるうちは、全く「不労所得」ではないんですけどね。
「不労所得」自体は良くも悪くもないけど、それを口にしていたり、とにかく欲していると怪しい儲け話を近づけてしまうので要注意です。
早期リタイア・セミリタイア・FIREなどと同じで、周りからあまりよく思われない言葉でもあるので、リアルであまり口にしない方がいい言葉だと思います。