第二の人生で「お坊さん」になった人たち
古代インドには、人生を四つの期間に分ける思想があったという。なかでも三つ目の「林住期」は、仕事や家庭のための奮闘を終え、自分らしく生きられる最高の時期。そんな輝かしい“林住期ライフ”を、定年後の僧侶デビューによって手に入れた人たちがいる。
最近は宗教の問題がクローズアップされているので、「出家」と言うと持ってる財産を全て寄進するイメージがあるかもしれません。
しかし住職不在の無住寺院はかなりの数にのぼり、後継者のいないお寺がこれからどんどん無住寺院になっていく可能性も。
本山としてはお金は出せないが、それでも良くて住職を引き受けてくれるならぜひ、となるのが現状なのかな。
持ち家がない年金生活者にとっては、お寺が住まいとなるのでいいかもしれません。ボロボロの寺だと修理が必要で大変かもしれませんが。
もちろん、毎日のおつとめや掃除などは大変ですから、ぐーたらな人間には向いてないでしょうね。
人生経験豊富な住職の方がいい気がする
記事によると、「全国約6万人の住職のうちの2割は寺院の生まれでない」と。
逆に言うと8割は世襲でなった住職であり、若い頃からずっと仏教・お寺の世界で生きているということ。
それは俗世間にまみれてないといういい面もあります(まぁお坊さんには結構俗世間にまみれている人も結構いますが)。
一方で、人生経験という点では仏門に入る前に、社会で色々な苦労をしてきた住職の方がいいように感じます。
今はお寺もインターネットで発信したり、インスタ映えを意識した装飾をしたり、御朱印も派手にしたりと、マーケティングも重要。
外部の人間が入ることで活性化すればいいですねぇ。