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40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

フリーランスは「iDeCoの落とし穴」に要注意

40歳自営業男性がiDeCoで大後悔

gendai.media

「iDeCo」について聞いたことがあるという方は多いでしょうし、ご自身で利用されている方も多いことでしょう。近年ではお得な将来の資産形成の制度として広く認知されはじめ、その後も制度改正を経て使い易い制度に改正されていっています。しかし、話題になって利用される方が増える反面、iDeCoの制度のことをよく知らなかったがために後悔してしまうようなこともあります。

フリーランス・自営業者で仕事で稼げなくなりお金が必要になっても、iDecoは原則として60歳まで引き出し・解約をすることができない「落とし穴」の話です。

iDecoも投資の一つであり、あくまで余裕資金でやらないと。節税効果を考えると儲かってる時はできるだけたくさん注ぎ込みたくなりますけどねぇ。

iDecoの資産が消えて無くなるわけじゃない

ただし「落とし穴」と言っても、iDecoの資産が無くなるわけではなく、60歳になればちゃんと受け取れるので金銭的に損をするわけではありません。

銀行では定期預金があればその範囲でお金を貸してくれる「預金担保貸付」がありますが、同じようなことがiDecoでもできればいいかもしれませんね。

IDecoの評価額の何割かを担保として低金利でお金を貸し付けるサービスになります。

脱退一時金の受給要件はかなり厳しい

iDecoは原則として途中解約はできませんが、一定の要件を満たせば脱退して一時金を受給できます。

ただ、個人別管理資産額が1.5万円を超える場合、7つの要件を全て満たさないといけないし、「掛金を拠出した期間が5年以内」「25万円以下」などかなり長くやってる人は脱退できません。

www.smbc.co.jp

条件の一つ「個人型に加入できない者」は生活保護を受けることになった人を含みますが、iDecoでそれなりに資産を持ってるけど生活保護、という状況が発生するのかな?ちょっと変な気がしますが。

公的年金等控除の対象になる私的年金(60歳以降受け取り)なら途中解約可能ですが、その場合は受け取り金額がマイナスになります。

いずれにせよ、節税メリットがある分は制約がついて回るので、それをよく理解した上で活用しなければいけませんね。

マンガでわかるNISA&iDeCo入門