抗体調査から分かること
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードにおいて、日本における抗体陽性率の調査結果が報告されました。
この結果からは、日本に住む約4人に1人、沖縄県の約2人に1人はすでに新型コロナに感染しているということになります。
新型コロナは若い人やワクチンが効いていると無症状のまま感染に気付かず、抗体を持ってしまった人が一定数いるため、もはや陽性者数の数自体は実際の感染者数を表してはいません。
もちろん、その増減はインフルエンザのサンプル調査同様に対策を準備する上で重要ですからなんらかの形で続けていく必要があります。
併せて抗体陽性率調査を行うことで全体像が見えてくるし、抗体陽性率が50%近くなっている沖縄の例を見れば、「集団免疫」が見えてきますねぇ。
このままオミクロン株が強毒化したり、強毒化した変異株が流行しなければ、ですけれど。
年齢が高いほど感染していない
全体では26.5%ですが、年齢別ではかなり差があって若い人ほど抗体陽性率が高く、60〜69歳では16.5%という結果です。
年齢が高い人は慎重に生活してたり、定年退職済みで外を出歩く機会が少ない世代だったり、小さな子どもがいないため子どもを介した感染をしてないのでしょう。
この世代は感染する余地があり、しかも重篤化しやすいため、引き続き注意が必要と言えますね。
逆に言うと、学生の生活はもう少し緩めてもいいのかなと思います。現場も徐々にそうなっているようです。
感染していないはずなのでワクチン4回目
私はというと、ひきこもり気味なのでおそらくN抗体を保有していない4人に3人の側です。
オミクロン株対応ワクチン(ファイザー)の接種が始まったということで、今月中のワクチン接種を決めました。
年末年始に実家に帰った時に、親に感染してしまうのだけは避けたいですし。
モデルナの副反応がとてもつらかったので悩みましたが、ファイザーなら副反応が少ないだろうと。
しらないうちに感染して、無症状のままN抗体を保有できていれば一番いいですけどねぇ。年齢が年齢だけのそうはいかないかな…