お金のプロに聞く「最新マネー常識」
「最新マネー常識」と銘打っているものの、多くはずっと言われてきているものが多いですね。
その中で、「大事なのはどんなセカンドライフを送りたいのか、自分なりの目標を作ること。」というのが一番のポイントだと思いました。
自分が送りたいセカンドライフを想像できなければ、老後資金をいくら準備すればいいのかもわからない。
その結果として世間の平均値を気にしてしまうのは、自分が判断すべきことを他人に任せてしまうようなものですから。
「投資するならiDecoかNISAか」の二択ではない
投資をするなら「半年分の生活費の貯金をしてから」、という目安はわかりやすくていいですね。
その上で投資を「最初に始めるならiDecoとつみたてNISAのどっちがいい?」は、60歳まで引き出せないiDecoよりNISAの方がいいとしています。
投資をするならそう思いますが、iDecoの場合は定期預金のような元本確保型商品の購入でも所得控除で節税メリットを活かせます。
iDecoは元本確保型で節税のためだけに使って、投資はNISAで始めるというのもありですね。
一度に始めると混乱するかもしれないので、徐々にやった方がいいかもしれません。
家計簿はざっくりでいい
家計簿が理想的ですが、その家計簿も1品1品を細かくつけなければいけない、と思い込んでいて尻込みしているのであれば、それはもったいない。
「節約=ケチケチ」と同じように「節約=細かい」と思われがちで、節約術を極めていった場合は事実です。
ただ細かい節約でケチケチしなくてもできる節約もあるわけで、家計簿だってレシートの合計金額だけ食費と日用品にわけて記入するだけでも十分。
お酒を除けば、スーパーでの買い物は消費税8%対象が食品、10%対象が日用品でつければいい。レシートには消費税内訳が記載されてますからね。
細かくしすぎたり、ケチケチしすぎると節約・貯金は続かないもので、そこは自分のできる範囲で少しずつやっていくのがいいでしょう。