セミリタイア生活10年を総括・まとめ
ここまで5回に渡って書いてきた「セミリタイア生活10年を総括」のまとめです。
一行でまとめると、お金がかからない趣味とブログ収入のおかげもあり金銭面はなんとかギリギリ、貧素な食事と年齢の割に健康は良いほう、になりますかね。
人生の撤退戦の真っ只中
私の中では、フルタイムでの仕事を辞めて、65歳くらいから年金をもらい始めるまでの期間は「セミリタイア期間」と位置づけています。年金をもらい始めれば「完全リタイア」ですかね。
そしてこの「セミリタイア期間」である現在の状況は、「人生の撤退戦」の真っ只中という認識です。
戦争において非常に難しいとされるのが「撤退戦」です。敵の追撃を受けるリスクがある中で、被害を最小限にしてできるだけ多くの戦力を残さなければなりません。
ビジネスにおいても事業からの撤退は難しいものです。戦力をできるだけ成長分野に投入した方がいいのですが、日本の企業や社会全体的にそれが下手に思えます。
体力的には誰しもが40代から撤退戦に入る
男性の平均寿命が80歳代の現代において、40歳くらいが折り返し地点で、そこからは体力的には衰えを感じる一方です。
全ての人にとって「人生の撤退戦」に入るのかもしれません。
定年退職して退職金を手にしたり、年金をもらい始めれば安泰かというと、そう言えるのは一部の人だけ。
老後の生活費に不安がある人は、60歳・65歳からが撤退戦になるのかもしれません。
私も年金をもらい始めるくらいで撤退戦を終わりにしたいと思ってはいますが、年金財政が大きく悪化してさらに撤退戦を続ける羽目になるかもしれません。
それならとっとと討ち死にした方がいいですねぇ…
とりあえず、あと10年は撤退戦が続きます。逃げ切るためにもがくつもりです。