節約の達人2人の節約術
節約術やお金のやりくりについて発信する「おひとりさま節約家」の紫苑さんと、節約アドバイザーの丸山晴美さん。2人の共通点は、「優雅でおしゃれな暮らしぶり」がたびたび雑誌のグラビアページで取り上げられること。素敵な暮らしとお金が貯まる生活を両立させる2人に「ドケチ」とは正反対の「しみったれない節約術」を語り尽くしてもらった。
節約の達人2人対談です。
ただメディアに最初に登場した頃の丸山晴美氏は、化粧水を手作りをしていて、「優雅でおしゃれな暮らしぶり」とは言い難い節約をしていました。
そういう節約術を「ケチ・しみったれた」と感じるのか、「優雅でおしゃれ」と感じるのかは人によりますが。
一方、「節約=ケチ・しみったれた行為」と受け止める人も多いし、その原因の一つはケチ・しみったれた節約術がメディアで話題になりがちなこと。
節約は「何をやらないか」を決めることが重要
節約術にも色々あり、ケチ・しみったれた節約術から、生活習慣・考え方やを変えてやるのが当たり前だと思っていたことをやめる節約術もあり、ピンキリです。
対談の中での、「何かする」ことを節約だと思わず「何をやらないか」を決めることが重要、という部分は刺さりました。
人間、どうしても行動したくなるものだし、何かやった方が達成感を得られるので続きやすい。
例えば、電気代節約のためにコンセントをこまめに抜くだとか、エアコンをこまめにオフにするだとか。
実はどちらも節電にならないケースがあるのですが、今でも節約術として広まっているわけで。
労力を使って何かをやったのに大した節約になってないのが一番もったいない。このコスパはきっちり検証しながら進めないといけません。
「我慢」になるとストレス
一方、「何をやらないか」を決め、今までやっていたことをやめるのが「我慢」だと感じるとストレスになります。
「節約=我慢」と受け止める人は、やめる節約には踏み切れないものです。
私は、そういう場合には「置き換える節約」がいいぞ、と勧めております。
もちろん置き換えるものによっては、「ケチ・しみったれた」と思われるものですけどね。通信会社を置き換える格安SIMですらそう思う人がいますし。
「ケチ・しみったれた」か「優雅でおしゃれ」かは、個々人によって感じ方が違いますから、他人の目を気にしすぎないことが一番だと思います。