外資系投資銀行の想像絶する労働実態
日本でも今年4月1日から裁量労働制の適用要件が代わり、専門業務型裁量労働制の対象業務には証券アナリストや金融商品の開発業務が入っています。
外資系投資銀行ではまさにそういう業務が多く、裁量を任されて残業をいくらしてでも結果を出さないといけないし、場合によってはすぐ解雇になる仕事ですね。
激務ながら高給なため、かつては早期リタイアする人の典型的な仕事のイメージがありました。
7~8年で年収2000万円超え、1億円を超える人もいるなら、早期リタイア可能な金額まで余裕で貯められるでしょう。
それまでにメンタルを病まない体力と精神力が必要ですけれど…
金と女に対する強欲と嫉妬にまみれた職場
外資系投資銀行は「高給かつ激務」で働くエリート集団かというと、それだけでは済まない世界だったと告発したのが『ゴールドマン・サックスに洗脳された私~金と差別のウォール街~』です。
著者の在職期間は1998~2016年で、当時と今の状況がどこまで同じかはわかりません。
人種差別や男女差別が当たり前の社風はそう変わるとも思えないですが。
根底には「グリード・イズ・グッド(強欲は良い)」という考え方があるのでしょうね。
ゴールドマン・サックスですら「働き方改革」
そのゴールドマン・サックスの殺人的な激務を「やってらんねー」という声が出るようになり、対応を迫られたようです。(3年前のニュース)
命を削ってまでして高給をもらわなくてもいい、となるレベルだったんでしょうね。
日本のブラック企業の場合は、大して多くはない給料で命を削ってまで働かされるので、それよりはマシかもしれませんが…