「実家から米」節約術が最強の時代
昨年夏前からの「令和の米騒動」が年を越しても続き、米の価格が下がらないままのため、ついに政府は備蓄米の放出を決めました。
これですんなりと米の価格が下がって落ち着くのかはわかりません。
このまま米の価格が高止まりすると、主婦向け雑誌の節約術披露で見られる「食費は月◯円(米代は農家の実家から送ってもらって0円)」が最強ですね。
安い米を探して走り回る必要もありません。
「米は家計の味方」だったのに…
円安などの影響で小麦の価格が上がり、パンや麺類の価格も上がった頃、国内産がほとんどの米は「家計の味方」だと言われていました。ほんの2年ほど前のことです。
「米活」なんて言葉も生まれていたんですね。
しかしながら全ての国民が食べる量増やしたら、生産量を超えてしまう現実があったと。(インバウンド消費の影響もあり)
米の価格がこんなに上がってしまっては、政府売渡価格で決められる輸入小麦の方がまだ安定していますし。
米の代わりにうどん・パン・パスタなど小麦粉を使った食品を「激安食材」として紹介している記事も…
小麦へと揺り戻しているんですねぇ…小麦を使った食品は昔よりも高いんですけどね。特にパンはかなり高くなってしまいました。
何を食べればいいのか
小麦も米も高くなり、次なる「家計の味方」を考えるなら、イモ類でしょうか。特に生産性の高さでは「さつまいも」がその筆頭ですね。
政府は万が一の食糧危機の際にはさつまいもを増産するしかないだろう、という「3食さつまいも」のメニューを示しています。
戦時中の食糧難には、学校の校庭などでさつまいもを作って食べたそうですし、歴史は繰り返すのかもしれません。