セカンドキャリアは投資家
23年シーズンを最後に引退した元日本代表FWの李忠成さん(39)は活動拠点をシンガポールに置く。20年のプロ生活で柏、広島、サウサンプトン、浦和、新潟シンガポールなど3カ国8クラブでプレー。豊富な経験を生かして日本と東南アジアのサッカーの橋渡しや、日本でのストライカー育成プロジェクトに加え、整骨院経営者や投資家の一面も持つ。ユニークなセカンドキャリアに迫った。
一部のスポーツを除けば、プロスポーツ選手は30代から40代で現役を引退するため、その後のセカンドキャリアも重要です。
現役時代に稼いだお金をどう守っていくかというのも重要な視点であり、投資家という一面があるのは当然のこと。
浦和時代にミシャさんから注意されたエピソードが面白いですね。現役時代にプレー以外のことに気を削がれてては良くないでしょうけど。
でも、引退してから投資を始めるよりは、現役時代から触れておいた方がいいのはサラリーマンと同じ。
このあたりは海外での経験で、選手間で投資の話をしていた影響も大きかったのかも。
アスリート投資家の流儀
『会社四季報オンライン』の連載「アスリート投資家の流儀」では、李忠成氏の他にも現役時代から投資をしている(いた)人の話がたくさん読めます。
トップリーグなら投資の元手になるお金を持っている選手も多いとは思いますが、投資に手を出すかどうかは難しいところ。
投資のことが気になってプレーに悪影響が出てはいけませんし。
鄭大世氏は現役時代にFXで200万円を失う
今は不動産投資家としても知られる鄭大世氏が、まだプロになりたての頃にFXで200万円の損失を出していた話はちょっと驚きですが…
若い頃の投資の失敗を、本業で取り戻せたということですかねぇ…
プロスポーツを引退してから投資を始めて失敗したら取り戻すのは大変ですから、やはり若いうちから触れておいて失敗も経験した方がいいのかもしれません。
投資家に寿命・引退はありませんが、資産がなくなって退場しないよう気を付けないと。