未婚中年が貰う親からの援助は年間24万円
アンケートでは、未婚者が一人暮らししているのか、あるいは実家暮らしなのかで分けてはないようです。
直接の金銭的な援助だけで24万円で、実家でご飯を食べさせてもらうとか光熱費は一切負担しないとかが入っているのかどうかもわからないですね。金額を明確にはできないのでたぶん入ってなさそう。
金持ちの親が相続税の軽減のために援助をしているケースで平均を引き上げてるかもしれないですね。
既婚者が家を買う際の援助はどうなの?
記事では、親が未婚の子どもに小遣いをあげることを「ダメ援助」としています。
小遣いという形で渡すのがいいのかはわかりませんが、親は低収入で生活に苦しむ子どもを見兼ねてのことだと思います。
それを子どもが「親が負担して当然」と思っているなら、それこそが「育て方が良くなかった」ということでしょう。
一方、既婚者が家を買う際に親が援助をするという話はよく聞きます。家は「孫のため」というのも入っているかもしれませんが、トータルの金額で見ると「未婚者の方が金額が多い」と問題にするのは正しくはないかと。
高齢者の貯金を子や孫世代に移転すべき
仮に年金が少ない親に子どもが毎月援助したとしても問題にはしないのでしょう。なぜならそれは昔から当然のこととされてきたから。
しかし日本の個人金融資産のうち、6割は高齢者が持っていると言われています。
経済の観点で言えば、子・孫世代にどんどん回した方がいいわけです。
金銭的に余裕がある親と生活に苦しんでいる子、というケースで、親と子がお互いにいいなら、他人がどうこういう話ではないと思います。
まぁ親だっていつか子どもに助けてもらう日が来るかもしれない、と思っているからやってるのでしょうしね。
生きたお金の使い方だったのかどうかは、その日が来ればわかるのではないかな。それより高齢者が持ったままじゃ金は眠ったままだぞ、と。