キャッシュレス還元額は毎日10億円
消費税増税の対策とキャッシュレス決済普及を兼ねた還元制度は、当初色々な意見が飛び交っていましたが、政府の想定以上のペースで利用されて、予算不足になりそうだとか。
この制度は来年6月末までの9ヶ月間行われます。このまま1日10億円のペースで消化されていくと、2700億円が税金から還元される計算です。
これからも申請する店は増えていくのでさらに増える可能性もありますが、面倒だからと現金決済に戻る人がいて減るかもしれません。
私は還元受けられません…
現状では国民一人あたり毎日8円くらいで、9ヶ月間トータルでは約2200円になります。
私が買い物するのは大手スーパーやドラッグストアばかりなので、政府による制度でのポイント還元は受けるつもりはありませんでした。
小規模店舗で買う機会って本当にないんですよねぇ…
ただ、期間限定の楽天ポイントを消費するため、セブン-イレブンで買い物をしたら2%の独自還元を受けて、思わぬ喜びがありました。
楽天Payが12月2日まで全ての店舗で5%還元をしているので、貯めに貯めた楽天ポイントをこの機会に消費していきたいと思っています。
政府による制度でのポイント還元は受けられなくても、キャッシュレス普及の流れの中でなんらかの還元が受けられればいいかな。
タイミングは適切だったのか?
消費税増税のタイミングで行うのが適切だったのか、と言われると確かに混乱を増やしただけかもしれません。
でも、増税でなんとか節約をしたいと思っている人は多いわけで、そういう人をキャッシュレス決済へ導くチャンスにはなったはず。
増税の前後は大手小売にとっても顧客を取り込むチャンスで、何かとセールを打ちますが、小規模店舗も還元制度でそれに対抗できるのは良かったかと。
キャッシュレス決済を行う企業が顧客の囲い込みのために独自の還元を行っているのも経済全体にプラスですね。
最終的に、キャッシュレス決済の普及で売上が透明化され、売上を過小に申告する形での脱税が減れば(税収が増えれば)最高です。