貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

後期高齢者も「医療費2割負担」に? 100歳まで生きたらどれだけかかるのか…

75歳以上も医療費2割負担を

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高齢化で医療費が増大の一途を辿る中で、高齢者への負担を求めていかざるを得ないのは事実です。

ただ、現状の1割負担から2割負担へと変更になるのでは、単純化してしまえば窓口で支払うお金が2倍に増えてしまうことを意味します。

100歳まで生きたら一体どれだけの医療費を払うことになるのやら…

流石に負担増が大きすぎますね。部分的に2割にするような施策にしないといけないでしょう。

どこに負担を求めるべきか

医者に診てもらって高いと思うのは、初診料です。たまにしかいかないからなんですけど。

初診料が高くなると、医者にかかるのを躊躇する人が増えて、悪化してからやっと重い腰を上げることになりかねません。

それがかえって治療費増大を招くようでは本末転倒なので、初診料は上げない方がいいでしょう。

一方、暇な高齢者が医者に行きたがったり、安心のために薬を欲しがる、あるいは医者が薬を出しすぎたり、結局飲まずに廃棄になったりしています。

その点で、再診料は増やしてもいいと思いますし、薬も市販されている製品を出す場合は2割にしてもいいのかな、と。

後は、なんと言っても高額療養費制度の自己負担限度額ですが、高齢者は収入ベースから資産ベースにした方がいいと思います。

と言っても、資産ベースにしようにも把握できてないから不可能なんですけど。

必要な老後資金が増える

必要な老後資金は人それぞれなので、「老後資金2000万円必要!」といった数字をそのまま受け止める必要はありませんが、75歳以上の「医療費2割負担」になれば、ほとんどの人にとって必要な老後資金は増えるのは間違いありません。

ここで「全員」ではなく「ほとんどの人」と書いたのは、例えば生活保護で医療扶助があると医療費無料になる人がいるからです。

益々「年金は払わない方がいい」との認識を持つ人が増えかねないし、それに対しての不満が出かねません。

そのあたりの不満が最小限になる制度設計が必要なのですが、今はとにかく負担を増やすだけで議論を進めているように見えます。

どういう結論になるのかはわかりませんが、老後の生活費において、健康の重要性がさらに高まるのは間違いありません。

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