お金の収支サービスの利用実態
“ふるさと納税”や“●●pay”などの支出を抑えるサービスに対し、“投資”や“公営ギャンブル”といった収入を増やすサービスが存在します。一般的に「関西人はケチだ」というイメージがありますが、収入と支出の意識について関東とギャップがあるのでしょうか?世帯年収別に利用実態を調べてみました。
年収階層別だけでなく、東西でも比較した面白い調査ですね。
「支出を抑えるサービス」としての「ふるさと納税の利用経験」は、年収が高いほど利用経験がある人の比率が高くなっています。
これは当たり前のことで、年収が低くて納税額が少ないとふるさと納税で控除できないので意味がありませんから。
また、ふるさと納税では寄付額が多い方が返礼品が良くなる場合もあるので、高年収の方がメリットを感じやすいのもあると思います。
「低所得の人ほどギャンブルを好む」イメージがあるが…
一方、「収入を増やすサービス」としての「宝くじ・公営ギャンブル・パチンコ」の利用経験では、世帯年収500万円以下の人の利用率が低いという結果でした。
近畿の2府2県では、世帯年収1000万円以上の利用率がどのギャンブルでも高いという結果です。
世の中には「低所得の人ほどギャンブルを好む」というイメージが強くありますが、必ずしもあたらないようです。
かつてはそうだったのかもしれませんが、今の若い人を中心に低所得の人はギャンブルどころじゃなくなった、ということなのかも。
パチンコや公営ギャンブルの利用者は高齢化していますし、若者はスマホゲームに取られてると言われてますしね。
そもそも「収入を増やすサービス」なのか?
でも、一番のツッコミどころは、宝くじやギャンブルが「収入を増やすサービス」なのか?という点です。
むしろ「支出を増やすサービス」なのではないかと。まぁ娯楽として適度に楽しんでいればそれでいいんですけどね。
この調査で聞いているのはあくまで「購入経験割合」であって、継続的にハマってやっている人は少ないでしょうし。
私も、宝くじ・競馬・パチンコは購入経験がありますが、今は年1回totoを買うくらいですね。
20年くらい前にパチンコをやっていた頃は、たしかに収入を増やしましたけど、時給で考えると低時給でした…