日産への融資1300億円に政府保証
有利子負債2兆円で経営破綻寸前に陥った日産を救ったのは、1999年にルノーから送り込まれたカルロス・ゴーン氏(当時最高執行責任者)でした。
コストカッター・ゴーン氏の辣腕で立て直して、復活したのにまたこうなるとは。
経営という部分だけでみると、日産の日本人経営陣は経営能力が足りてないんじゃないかと。
「日本に必要なのは外国人労働者よりも外国人経営者」と言われるのもしょうがないですね。日本人経営者が全くダメというわけではありませんが。
もちろん、ゴーン氏みたいに好き放題させないコーポレート・ガバナンスの仕組みも必要です。
経営陣一掃しちゃえ日産
ゴーン氏が逮捕された時点の代表取締役社長兼CEO・西川廣人氏は、「報酬額の虚偽記載」について知っていたどころか関わっていたはず。
被害者側で追及されることなくそのままトップに居続けたまではよかったものの、会社を傾かせてしまってはねぇ…
ちなみに、西川廣人氏の2019年3月期の役員報酬は4億400万円だったそうです。こんな報酬もらってたら、しがみつきたくなりますかね。
でも政府保証する状況となれば、大ナタを振るえます。経営陣には責任を取ってもらって、一掃しちゃっていいと思います。
さらに傾くと『半沢直樹』の世界へ
記事では、かつて日本航空にも政府保証しながら結局経営破綻したことに触れています。
ちょうどドラマ『半沢直樹』が、日本航空の経営破綻をモデル(ネタ)にした「帝国航空編」をやっています。
ドラマのように銀行が日産の債権放棄を求められたら、内部ではどんなことになるのやら。
というか、日産をネタにしたドラマが見たいです。もしかすると池井戸潤氏や真山仁氏が小説を書くかもしれませんね。
もしドラマ・映画化するならば、ゴーン氏ポジションの役には、もちろんMr.ビーンのローワン・アトキンソン氏を…(コメディ作品になってしまう)