「銀行手数料」で損しない対策
銀行の手数料と言えば身近な「ATM利用手数料・時間外手数料」や「振込手数料」に始まり、「両替手数料」「大量硬貨入金手数料」、さらに最近では「通帳発行発行手数料」「未利用口座管理手数料」も生まれています。
低金利で苦しむ銀行にとって、手数料で収益をあげるしかないからなんでしょうけどね。
利用者にとっては、これらの「手数料」をいかに払わないようにするかが命題です。
記事にあるようなゆうちょ銀行の活用や、ネット銀行・Web口座の活用でATM利用手数料や振込手数料は一定回数を無料にするのが基本になると思います。
お賽銭が手数料で消えていく…
大量の高価の入金(両替)の手数料に苦しんでいるのが神社やお寺です。
1円玉で500枚入金するのに手数料が550円かかってしまってマイナスになると…
こうなると「1円玉を溶かしてアルミにしてしまえ!」と考える輩が出ないかと心配してしまいます。
アルミの価格は1kg=250円(1円玉1枚=1g=0.25円)くらいで、単純に言えば損なのでありえませんけど。
「手数料」を取ることはビジネスにおいて正当ではありますが、銀行の場合はその金額の妥当性については疑問が残ります。
振込手数料が3万円を境に高くなる料金設定も依然として謎ですし。
こんな調子だから、益々「銀行には手数料を払いたくない」意識が高まってしまいます。
手数料は高いが、必要なのも事実
お賽銭をキャッシュレスで支払うのはご利益がなさそう、なんて言う人もいますが、こんなに手数料がかかるなら、神社やお寺が積極的にキャッシュレスを推奨しはじめるかも?
銀行の手数料設定には疑問があるし、競争の中で安くする努力はもっと必要だと思いますが、手数料そのものは必要なものです。
キャッシュレスは手数料がかかるから小さなお店では現金の方がいい、という見方をされがちですが、現金にも手数料と集計の手間がかかっていることも忘れてはいけません。
利用者ができるだけ手数料を払わない行動を取ることで、サービスの悪い銀行が淘汰されるのは必然です。
銀行にはもっと競争意識を持ってもらいたいですね。