貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

FIREしてなにがしたいの?

「皆、FIREしてなにがしたいの?」

bunshun.jp

NISA、iDeCo、ふるさと納税……。近年、お金の話題はますます身近になりつつある。そんな今、現代人の金にまつわる葛藤を描く、羽田圭介さんの注目の新作小説が『Phantom』だ。生活を切り詰めて将来のために投資をする主人公・華美。一方、恋人の直幸は「使わないお金は死んでいる」と彼女を笑い、オンラインサロンの活動にのめりこんでいく。芥川賞受賞から6年、羽田さんがたどり着いたお金にまつわる意外な結論とは――?

羽田圭介氏と言えば、芥川賞受賞してからは『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』など、バラエティ番組に出演するなどしてお金の心配など無縁に見えます。

その間もしっかり新作小説を発表して、番組出演時にはその宣伝のためのTシャツを着てくるくらいでしたし。

ただ、そんな羽田圭介氏も専業小説家になった当初は年収が安定せずに苦労していたんですね。

そしてその頃に投資にのめり込んだ時期もあり、それが新作小説『Phantom』にも活かされていると。

ちょうどメディアに「FIREブーム」が来ている、絶好のタイミングでの出版ですねぇ…

FIREは予想以上に広まっている?

羽田氏の投資熱が冷めるのと反対に、周りの人が投資を始めたというのが興味深い話です。

FIREして豪遊したい」と言う人がいるなど、FIREが思った以上に若い人の間で知られるようになっているのかもしれません。

まぁFIREで豪遊するには、相当の資産が必要になるので大変だと思いますが…

金銭感覚が変わってないのは幸せかもしれない

お金はステロイドと同じ。年齢を重ねてゆくと、同じ額を使ってもだんだん効かなくなる。

が羽田氏の一つの結論。収入が増えるにしたがって金銭感覚が変わっていくのは当然だし、人間はより強い刺激を求めるもの。

それが悪いループに入ると、お金がいくらあっても満足できなくなってしまう。

私は金銭感覚が20年くらい変わってないのですが、それは幸せなことかもしれないと思えました。

たくさんお金を使わないと幸せを感じられないのも、お金を増やすことばかり考えて使えなくなってしまうのも良くない。

程よい支出で程よく幸せを感じられるように、感覚を維持していたいものですね。

Phantom