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40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「親ガチャ」でSSR引けば遺産相続でFIREも可能

「親ガチャに外れちゃったよ」

gendai.ismedia.jp

「親ガチャに外れちゃったよ」。昨今、学生たちの会話に耳を傾けていると、時折そんな声が聞こえてくるようになった。オンラインゲームで希望のアイテムを入手するための電子くじシステムを「ガチャ」という。もともとは店舗などに置いてある小型の自動販売機で、硬貨を入れてレバーを回すとカプセル入りの玩具が無作為に出てくるガチャガチャが語源である。そのシステムに自分の出生をなぞらえたのが親ガチャである。

生まれた環境が人生に大きく影響することを「親ガチャ」や「実家が太い」「人生ハードモード/イージーモード」と言っているのは、ネット掲示板でかなり前から見られました。

生まれた環境(親の年収や意識)が子どもの成績や進学・学歴と相関があるのは事実で、昔からあったこと。

教育費、特に国公立大学の学費が大きく増えたことで、それがさらに増大したことは否めません。

貸与型奨学金を借りて学費を賄うと、国公立大でも200万円の借金を背負ったところからスタートになりますしね。

コロナ禍でアルバイトができなくなるなどして、大学を中退せざるを得ない人が増えたのがその現実だと言えるでしょう。

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「親ガチャ」の大当たりなら遺産相続でFIREも可能

実家が太い」は成績・学歴だけでなく、文化的な格差にも影響します。

もちろん親の意識があってのことで、お金があってもゲーム機を含むIT機器を遠ざける家庭もあり、大人になって苦労するケースもあります。

ゲームばっかり遊びすぎてもよくないので、正しい付き合い方を教える必要がありますわな。

さらに極端に「実家が太い」、「親ガチャ」がSSR級(いや、URやLRと言うべきか)なら、遺産相続で老後は安泰でFIREも可能だったり。

「そのまま受け入れたほうが楽に暮らせる」

親ガチャ」は格差の固定を表した言葉であり、「努力しても報われない」という意識が広まるのは決していいことではありません。

とは言っても必死に努力して競争に勝ち抜いたりリスクを取らないといけないのならば、諦めた方が楽に生きていけます。

だからこそ「現状を変えようとするより、そのまま受け入れたほうが楽に暮らせる」という答えが増えているのでしょう。

その結果、国自体はゆっくりと衰退していくのかもしれません。

格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本のリアル〉