バズワード化した「親ガチャ」
私も先日投稿した記事で触れましたが、現代ビジネスの「若者の間で流行っている『親ガチャ』」に対して様々な意見が出ています。
数年前からネット掲示板では使われてきた言葉だし、「親ガチャ」にはその後に「人生はリセマラできない」と続くからソシャゲよりも厳しいんですけどね。
むしろ、そういう言葉が出てくる「格差の固定」についてもっと問題視すべきで、「努力が足りないだけ」「言い訳でしかない」みたいな話で終わるのは良くない。
親(家柄)と子どものその後に相関がある点を事実として受け止めないと。
もしもレジェンドレアとかアルティメットレアとか引けてたら…って考えてしまうものでしょ?
伝説の親ガチャ、😅 pic.twitter.com/ySiZLLeyy8
— 食ってばかり (@sukuenai_kikei) 2021年8月20日
死ぬ時の「死因ガチャ」も選べない
生まれる時の「親ガチャ」が選べない一方で、死ぬ時の「死因ガチャ」も選べないと言っていいでしょう。
自殺すれば選べると言われるかもしれませんが、安楽死ならまだしも実際に自殺を選びたくて選んでる人はほとんどいないのが現実だと思うので。
- 病死(突然死から余命宣告ありまで)
- 事故死(即死もあればしばらく意識不明の場合も)
- 殺人
- 老衰死(老衰からくる多臓器不全などの病死も含む)
などが死因ガチャで出てくるものとして挙げられます。
ピンピンコロリと逝く病死・老衰死が理想的だと思いますが、これもガチャなので選べません。ある程度は確率を変えられるかもしれませんけど。
新型コロナのような新しい感染症に罹患して、そのまま隔離病棟で死んでしまう可能性だって否定はできませんしね。
私は余命宣告を受けたいかな
「死因ガチャ」は選べませんが、引けるものならがんなどによる「余命宣告」を受けたいと私は思っています。
もちろん今受けたいのではなく、ある程度の高齢(75歳くらい)を超えてからの話です。
理由はもちろん後始末をできるから。自分の持ちものを整理できるだけでなく、やりたかったことをやっておくこともできます。
日本人の死因はがんが約30%でトップなので死因ガチャでがんになる可能性が一番高いのですが、余命宣告を受けて後始末ができるほどの時間と体力が残っているとは限りません。
タイミングも含めて「死因ガチャ」で何を引くのか全く予想がつかないので、おとなしくガチャを引くその日を待つとします。