ストロング系の缶チューハイが売上減少
外出自粛による巣ごもり消費で活況の分野の一つが、缶チューハイをはじめとするRTD(レディー・ツー・ドリンク)市場です。
第3ジャンルビールが増税したことも影響したようですね。(最終的にはビール・発泡酒と第3ジャンルビールは一本化の予定)
ストロング系(アルコール度数9%)の缶チューハイに溺れる人が増えているのか、と思いきやストロング系商品の売上は減少しているそうです。
アルコール度数7%程度が一番いいのですかねー。個人的には7%でも十分高いと感じてしまいます。
かつては「ストロングゼロ文学」まで生み出したが…
『-196℃ ストロングゼロ』の発売は2009年ですが、2017年にネット上で「ストロングゼロ文学」が話題になりました。
「ストロングゼロは人生が辛ければ辛いほど美味しい魔法の水」とか、名言ですねぇ。
その勢いはNHKの『ニュースウォッチ9』で取り上げられるほどでした。
元々市場を拡大していたストロング系缶チューハイがこれでさらに拡大し、コロナ禍の巣ごもり市場でもっと拡大しているのかと思っていたので減少は意外です。
身体のことを考えたら飲みすぎは危険
「ストロングゼロ文学」が話題になった当時から、ストロング系缶チューハイの飲み過ぎの危険性を指摘する声も挙がっていました。
酒税法の改正で税金が最も低くなり、比較して買いやすくて酔いやすい商品になってしまいましたから、より危険な存在になったと言えます。
その一方で、「ストロングは流石にきつすぎる」と感じる人もかなりいたということですね。
私もストロング系缶チューハイは350mlを1本飲むとちょっと飲み過ぎたと感じていたし、500mlでは完全に飲み過ぎたと感じていたので、今は選ばなくなりました。
まぁローソンのお試し引換券であったら交換しちゃうんですけど(ただし350mlのみ)。
社会的には、ストロング系缶チューハイを飲み過ぎる人が増えて、その結果としてアルコール依存症にまでいってしまう人が増えても困ります。
お酒はほどほどに楽しむのが一番ですね。