Z世代で「平成レトロ」が流行中
高度経済成長期の文化を中心にした「昭和レトロ(ニアレトロ)」は一過性のブームではなく、一定の認知度が得られた存在だと思います。
ところがまだ令和になって2年だというのに、早くも「平成レトロ」に注目が集まってしまうとは…
もちろん、注目が集まっているのは平成の後期のモノではなく、平成の初期のモノ。
携帯電話を始めとしてモノの入れ替え・買い替えの間隔が短くなった現代では、今の若い世代にとって20年以上前のモノは見たことのない・記憶にないモノなので新鮮に映るんでしょう。
カセットテープも人気
販売ピークが1990年という昭和と平成をまたぐレトロ商品のカセットテープも、最近人気を集めているそうです。
メタルテープは生産終了しているものの、ノーマルテープは生産を続けているそうですから、現役でもあるんですね。
音楽用録音メディアとしてはMDの方が平成レトロと言えますが、メディアは生産終了しているし、音自体はデジタルなのでレトロ感を感じにくい。
カセットテープの方が音はもちろんのこと、見た目や動きが見える点でもレトロ感を楽しめますね。
家の押入れに眠っているかも
20~30年前に流行した平成レトロのモノは、それを楽しんでいる若い世代の親たちが若い頃に楽しんでいたモノ。
平成レトロ・昭和レトロなモノが押入れや物置に眠っているケースは多いですし、メルカリなどで売れる時代です。
親や祖父母と会話するきっかけになっていいのかもしれません。
そういった家で眠っていたレトロなモノがメルカリなどで売れるなら、家の整理をしている私にとってはありがたいことです。