クルーズ船で暮らす人が急増中
・シアトルのある夫婦は、早期リタイアしてクルーズ船で生活することを決めた。
・アンジェリンとリチャードのバーク夫妻によると、経済的に理にかなっており、コストは住宅ローンより低いという。
・彼らは1日35ポンド(約5600円)で、クルーズ船での暮らしを楽しむコミュニティに加わった。
新型コロナの影響があるのかもしれませんが、食事を含めて1日35ポンド(約5600円)なら安いですねぇ…
これ1人の料金なのか夫婦2人の料金なのかわかりませんが、1ヶ月で168000円ですから単身者でも十分ありな金額かと。
食事は無料の範囲で物足りず好きなものを食べるとか、寄港地で観光しようと思えば別料金がかかりますし、医療費などもこれとは別のはず。
「クルーズの合間には友人や親戚の家に泊めてもらっている」というのはちょっとアレですし、今後はインフレで料金が高騰する可能性も高いとは思いますが…
「リタイアしてクルーズ船生活」は富裕層のイメージだったけど…
「老後は豪華客船で世界一周」はかつて憧れの存在でした。
その究極と言えるのが最低でも10億円からと言われるレジデンス型豪華客船「ザ・ワールド」です。
一方、普及型のクルーズ船は増えてLCCのように低価格化して、もはや「豪華客船」などと言われなくなりました。
1日5600円なんてもはや(都心を以外の)ビジネスホテルレベルですからねぇ。
ビジネスホテルだとついてきても朝食ですが、クルーズ船なら3食ついてくるし、ある程度の娯楽施設も楽しめてしまいます。
船上生活が楽しめる人ならば
持ち家が高く売れる人とか、賃貸で住み続ける金額と比較すれば、クルーズ船生活も悪くないのかなぁ。
キャンピングカーで車上生活するのと同じで、船上生活が楽しめるタイプの人、という条件が付くと思いますけど。
同じ生活をする人たちのコミュニティで情報交換したり一緒に生活を楽しんだりできるなら、リタイア後の生き方の一つになるのではないでしょうか。
長く続けられる保証はないので、一時的な生き方との覚悟は必要ですけどね。