注目が集まる政治家と宗教団体の関係
安倍元総理殺害事件によって、旧統一教会（現・世界平和統一家庭連合）と政治家との関係に注目が集まっています。
今回のような事件は絶対あってはならないことで、どれだけ深い怨恨があったとしても肯定できません。
ただ事件とは別ものとして、表沙汰になった政治家と（問題のある）宗教団体との関係については清算すべきです。
また脱会できずに苦しんでいる信者（特に二世信者）を助ける必要もあるかと思います。
カルト宗教の勧誘が身近だった学生時代
今はひきこもり気味の生活なので、街で新興宗教の勧誘で声をかけられるような経験はしていません。たまに訪問勧誘があるくらいかな。
しかし大学時代はカルト宗教の存在がもっと身近にありました。
大学1年で（普通の）サークルに入ったとき、先輩から聞かされたのは「原理研には気をつけろ！」です。（原理研は統一教会の関連団体）
実際に原理研にハマった人がいて、抜けさせるのが大変だったとか聞かされました。
逆に論破してやろうと挑んだ人もいたそうですが、下っ端を論破したら幹部（と言ってもその支部のリーダーレベル？）が出てきてその人には勝てなかったとか…
「原理研の拠点に行って、ケーキだけ食べて帰ってきた」などという人もいましたが、自分はそういう真似はしたくなかったです。
学生サークルの顔をして勧誘してくるため、親元を離れて大学に通っている人は狙われやすいそうです。
実際、アパートに勧誘に来られたことがありました。怖いので丁重にお断りしましたけれど。
まぁこれくらい身近な存在だったし、近づきたくない怖い存在でした。今もCARPと名乗って存在しているので、学生さんは気をつけてもらいたいです。
オウム真理教も学内で勧誘していた
一方、大学3年か4年の頃には、当時まだ知名度が低かったオウム真理教も大学内で勧誘を行っていました。（誰でも自由に出入りできるのが大学でしたから）
公開空中浮遊みたいなことをやっていたかな？
かな～り美化したキャラクターで描かれた漫画を配っていたのをよく覚えています。
その後、総選挙に出馬したりテレビ番組への出演で知名度を上げ、さらに様々なトラブル・事件を起こしていくわけですけれど…
幹部信者に有名大学の出身者がいたことで驚きもありましたが、親元を離れて暮らす人が多い大学生を勧誘のターゲットにしていたんでしょうかね。
まとめ
私も大学で親元を離れて一人暮らしを始めました。
幸い、同じ学科・クラスの友人やサークル・部活の先輩からカルト宗教の存在を聞いていたからハマらなかっただけで、もし孤独だったらハマっていた可能性はあります。
大学に入るまではそのような宗教（しかも正体を隠して近づいてくる）の存在は全く知りませんでしたから。
これは80年代後半に私が経験したエピソードですが、今も同様の勧誘はありますので学生さんや大学生を持つ親御さんはくれぐれもご注意ください。
