「さみしさ」に付け込む悪意ある人たちに要注意
マルチ商法やカルト宗教にダマされやすい人には共通点がある。脳科学者の中野信子さんは「真面目で努力家の人は、努力すること自体に快感を覚えるようになっている。そうした人は、さみしさという心の隙間に付け込まれると冷静な判断ができず、悪意ある他人に操作されやすい」という――。
「さみしさ(孤独感)」は大きなストレス・健康リスクであることはよく知られていますが、そこに付け込んでくるマルチ商法やカルト宗教もまたリスクです。
さみしさを埋めようとマッチングアプリなどを利用すると、そこにはマルチ商法やカルト宗教のみならず、ホストだとかデート商法(詐欺)の勧誘がうようよしてるのが現実ですからね。
お金を持っている高齢男性は後妻業のターゲットにされる可能性がありますし。
「さみしさ」を埋めるために快楽に依存
ならば、さみしさを感じないように一人で楽しんでいればいいんだろう、と思いますが、さみしさを埋めるために快楽に依存してしまうのもいけないと。
自分は一人でも楽しく生きていける人間のつもりですが、ネットなどに依存しているのもまた事実です。
ひきこもりなのでマルチ商法やカルト宗教にひっかからない自信はそこそこありますが、依存しているものではいつかさみしさを埋められなくなり、つらさが表に出てくる可能性はあります。
「さみしさ」と向き合う
さみしさは人間の生存本能であるから、簡単にコントロールはできない。だからさみしさを感じるのは当たり前のことで、その解像度を上げて向き合えという話です。
その上で、さみしい気持ちが楽になる方法を見つけられればいいのでしょうが、どうしても一人で楽しめるもの(快楽)に向かっちゃうもの。
依存しすぎない程度にうまく付き合っていく、しかないですかねぇ…